野良猫に餌を与えている方へ
- 公開日
- 2025年12月08日
- 更新日
- 2025年12月08日
無責任な餌やりはやめましょう。
野良猫のためを思って餌を与えることが、結果として不幸な野良猫を増やしてしまうことにつながります。
また、餌を与えている野良猫がご近所の敷地で排泄するなど、ご近所とのトラブルに発展するケースもあります。
野良猫への餌やりと法律の関係
動物愛護法25条では、野良猫に餌を与えることで、騒音や悪臭の発生、毛の飛散、昆虫の発生により周辺の生活環境が損なわれた場合には、都道府県が野良猫に餌を与えている者に対して、指導、勧告、命令を行うことができるとされています。
安易な餌やりは、猫にも餌をやっている方自身にも近隣住民の誰にとっても良いことはなく、野良猫に餌を与える場合は、相応の覚悟を持って行う必要がある大変責任の重い行為であるとご理解ください。
餌を与えるなら責任をもって世話をする
野良猫に餌やりをするのであれば、餌をやっている方自身に猫の世話をする責任が発生します。
本当に猫のためを思って餌を与えようとするなら、猫のためにも、近隣の住民の方々の理解を得るためにも、次のことを守ってください。
- 置き餌は絶対にしない。
- 排泄場を必ず作り、排泄場以外では排泄しないようにしつけをする。
- 近隣住民の理解を得る努力をする。
- 新しい飼い主を探す。
- 不妊・去勢手術をして増やさない。(※飼い主がいない猫だと確認できることが必要です。)
野良猫に餌を与えることは、飼い主と同等の責任が伴うことを理解し行動してください。
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉課(0176-68-4631)
